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テーマ: 政治・経済

出雲市鵜鷺地区訪問

 出雲大社から峠を越えて日本海に面する鵜鷺という地区を訪れた。  地区を歩いていると偶然地元の方が親切にもご案内してくださった。 出雲風土記にもでてくる人口230人ほどの小さな港町で昔は北前船や大阪商船も寄港していた。漁業、養殖をされている家、出雲市の街中で仕事をされている家などさまざまだということだが、暖かくなると、古い町並み散策、コテージやオートキャンプ場に宿泊して海や山に囲まれて釣りやアウトドア体験、民泊、イタリアの南部の「青の洞窟」と地元で言われている洞窟のクルージング体験などさまざまな楽しみがあり、地区外からの訪問客も多いということ。 車がないと不自由かなとも思うが、とても落ち着いた雰囲気のまちで、喧騒から離れて穏やかな生活を送りたい人にとってはとても良いところだと感じた。 この鵜鷺地区は人口の約1割がUIターン者という顔も持っている。「NPO法人ふるさとつなぎ」という組織があり、UIターン希望者の定住促進活動や地域振興対策など地道に活動されている。私が訪れる前日の2月13日には島根県知事より「県民いきいき活動奨励賞」を受賞しておられるそうだ。頭が下がる。

東京電力、電力需給逼迫

今日の日経に表題の記事をみつけた。 宮城県と福島県両県の二つの火力発電が不具合で稼働できなくなっているということ。この火力発電所は電力の不足時に使う予備の施設だそうだ。 26日まで4日連続で他の電力会社から電力の融通を受けたということ。電力融通は珍しいことではないが、問題は構造的なもの。 原発稼働に目途がたたない上に、先進国から温暖化対策に日本が遅れをとっていると批判される予備の火力発電所を稼動し、それが不具合。それを少しでも穴埋めをしなければならない太陽光発電所がパネル上の積雪であてにならない。 一方で需要側から言えば、寒波による暖房の使用増により、東電が管内全体の需要量の公表を始めた2016年4月以降冬季の需要量では最多ということ。 日本は島国、国のエネルギーの大半は化石燃料の輸入に頼っている。温暖化対策も進めなければならない。再生エネルギーの導入、蓄電や省エネをはじめとする技術などの技術革新も必要だ。 寒波や熱波などの自然の猛威、災害、その他の非常事態、科学技術の進展、将来の国や地方の経済競争力向上による雇用の維持・増加などを総合的に判断してエネルギー政策を進めていかねばならない。

ものづくりと匠(たくみ)の技(わざ)

日本は戦後、ものづくり(製造業)を中心に成長を遂げてきた。サービス化やIT(情報技術)化、IOT(モノのインターネット)化などと言われるようになって久しく、最近、世間ではものづくりは遠い昔、離れた世界のことというイメージがでてきているように思えてならない。 ものづくりの精神やものづくりと生活とのかかわりは変わらないでいてほしいものだ。 もう4年近く前のことであるが、県議会で以下のような質問をした。質問の中の一部ですが、お時間があれば、ご覧ください。恐縮です。 さあ、今日も前進! (島根県議会2月定例会の一般質問において~2014年2月24日)    「まず、ものづくり産業に関連して質問させていただきます。  先日、私はお台場の東京ビッグサイトで開催された東京国際ギフトショーを見てまいりました。日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市であります。衣食住にかかわる家庭日用品や生活用品を、日本はもとよりアメリカ、ドイツ、イタリア、イギリス、スイス、オランダ、中国、マレーシアなど20カ国の約2,400もの出展企業が展示する、3日間で約20万人の方が訪れる巨大なイベントでありました。  島根の事業者も参加され、4つのブースで出展されていました。金工品、陶器、木工、和紙などの工芸品などを出展しておられました。工夫を施したすばらしい家庭日用品、生活用品を見るにつけ、匠(たくみ)の技(わざ)とよ … 続きはこちらをクリック

外国人観光客

昨日、日本政府観光局(JNTO)が2017年の訪日外客数の推計値を公表した。(訪日外客数の定義については下の 注)をご覧ください。) 確定値ではなく推計値だということをことわらねばならないが、昨年の訪日外客数は約2,869万人で過去最多。対前年比19.3%、約2割増で大幅な伸びだ。5年前の2012年の約836万人と比べると隔世の感がある。 中国(25.6%)、韓国(24.9%)、台湾(15.9%)、香港(7.8%)の4カ国で合わせて訪日外客数全体の約四分の三を占めているのが特徴。 日本政府観光局によれば、「航空路線の拡充やクルーズ船寄港数の増加、査証要件の緩和に加え、これまでの継続的な訪日旅行プロモーションなど、様々な要因が訪日外客数の増加を後押ししたと考えられる」ということだ。 地域によって国別に誘致活動をしているところもあって、訪れる外国人観光客はそれぞれの地域で異なる。 外国人に日本の良さ、島根や安来の良さを知ってもらうことはとても良いこと、地域が潤うことにもつながる可能性もあると考える。地域の生活を守りながらどのように外国人観光客をもてなし、受け入れていくか、それぞれの地域の対応が問われてくる。 さあ、今日も前進! 注)訪日外客とは、国籍に基づく法務省集計による外国人正規入国者から、日本を主たる居住国とする永住者等の外国人を除き、これに外国人一時上陸客等を加えた入国外国人旅行者の … 続きはこちらをクリック

2017年の世相を表す漢字 「北」

 もう二週間以上前になるが、2017年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「北」に決まったそうだ。日本漢字能力検定協会が毎年京都清水寺で発表するものだ。  理由として、北朝鮮のミサイル発射や九州北部の豪雨災害、清宮幸太郎選手が北海道に拠点のあるプロ野球日本ハムへ入団したことなどが挙がったということだ。  特に北朝鮮のミサイル発射や核実験は日本の安全保障の根幹を大きく揺るがすものだ。そして日本国民の安全を守るのは最終的には日本国であるということを改めて痛切に認識させられた。  また、いざなぎ景気越えの景気にもかかわらず、今年も地方にいまひとつその実感がわいていない。地方の格差の問題への対応は、国の支援や国との連携が欠かせない。しかし、最終的には地方自身が自らの責任において主体的に産業振興、地域振興、中山間地対策、少子高齢化対策、行財政改革をしていかねばならない。それを再確認する1年でもあったと思う。  今年は酉年、重要な時を告げるという意味で、まさに「正鵠を射た」年ではなかったか。政治家を志すものとして、肝に銘じたい。  少し早いですが、今年も大変お世話になり、ありがとうございました。  来る年の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。  よい年をお迎えください。  

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