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かもと祐一の 活動日記-blog-

人口減少

 島根県の人口が減少している。ご案内のように日本全体も大都市圏を除いて同じような傾向である。  ちなみに、平成27年度の国勢調査(5年毎に調査)によれば島根県では、平成17年~平成22年の間に▲3.3%、平成22年~平成27年の間に▲3.2%減少している。(▲はマイナスをあらわす。)      H17~H22⇒ H22~H27  島根県 ▲3.3%     ▲3.2%  安来市 ▲4.6      ▲5.5  雲南市 ▲5.6      ▲6.9  松江市 ▲1.0      ▲1.1  出雲市 ▲1.3       0.3  大田市 ▲6.7      ▲7.4  江津市 ▲7.5      ▲4.8  浜田市 ▲2.1      ▲5.8  益田市 ▲4.5      ▲4.6  町村は割愛させていただいたが、海士町の例外を除いては(▲8.0⇒▲0.9)さらにその傾向が強く、出雲地域(▲2.2⇒▲1.9)よりも石見地域(▲5.4⇒▲6.1)の方が減少率が大きい。隠岐地域(▲8.5⇒▲5.0)も減少幅は出雲地域よりも大きい。  それぞれ自治体においては人口構成、動態など異なり、この数字を持って判断はできないことはお断りしておかなければならない。また、人口減少を悪いことと決めつけることもよくないと思っている。自治体にはそれぞれ「これぐらい」というようなバランスがあって、身の丈に合った運営 … 続きはこちらをクリック

「ダブルケア」ということば

 「ダブルケア」ということばを聞かれたことがあるだろうか。世間一般にはあまり馴染みのないことばではないかと思う。ただ、育児と介護のダブルケアと言われれば、「ああ、なるほど」と思われる方も多いだろう。  内閣府の委託調査(平成27年度 育児と介護のダブルケアの実態に関する調査)によると、定義はさまざまであるが、おおよそ「近年、晩婚化、晩産化等を背景に、育児期にある者(世帯)が親の介護も同時に引き受ける」ことを育児と介護のダブルケアという。  同調査の報告書によれば、国内の「ダブルケア」を行うものの人数は約25万人、世帯数は約6万~17万世帯あるだろうと推計されているということだ。  少子高齢化、晩婚化、晩産化、認知症の発症などこれからダブルケアを行うものが増える環境となることも予想される。地域の特性にあった行政の育児施策や介護・医療・保健施策だけでなく、民間事業者、団体、NPO等などとの連携が密に行われなければならないと思う。  かくいう我が家もそのような状況になりつつあるのではと心配している。  「~いつか来た道。~いつか行く道」  ・・・そして、今は師走!

卜蔵孫三郎、卜蔵新田と次代を担う子供たち

今日は長男と安来市総合文化ホールアルテピアで開催された卜蔵孫三郎氏(ぼくらまござぶろう)に関する講演会の聴講と彼の功績を記念した演劇を観賞。 卜蔵孫三郎氏は300年以上も前に今の奥出雲町の鉄師(田部家、桜井家、絲原家に並ぶ)の家に生まれ、安来市の荒島町に移住してきた人。当時荒島にあった日白池を鉄穴流し(かんなながし)の技術を使い埋め立てて新田を開発した偉人。松江藩から開発の許可を受け、地域のみなさんの協力を得ながら16年の年月をかけて開発を完遂した偉業、さらには港や道路の改修、海運業運営などにより残した功績は今でも地域のみなさんの誇りだ。 今回開発された卜蔵新田が日本遺産に認定されたのを機に劇団を結成し、今回演劇を初演、元荒島交流センター長佐々木弘氏の講演会までこぎつけられた卜蔵三代目孫三郎劇団(勝部幸治団長)のご努力には頭が下がる。 こうした活動を通じて地域のみなさんが地域に自信と誇りを持たれ、何よりも次世代を担う子供たちが健やかに成長されることを祈念したい。劇団のみなさん、共催された荒島青年協議会、荒島小学校PTA、荒島地区商工会、後援者のみなさん、ありがとうございました!

映画「たたら侍」が残してくれたもの

 今朝の山陰中央新報を読んでいたら、「『たたら侍』動員20万人 島根県など財政支援 目標8分の1」という記事が載っていた。  今年5月から全国で上映した映画「たたら侍」が半年間で目標の8分の1の約20万人の見通しとなったということだ。県や7市町でつくる「支援自治体連絡会」が制作費の約10分の1にあたる約1億円を助成し、PRの展開に2,000万円を支援したという。  同連絡会の事務局長は「当初見込みと比べれば『失敗』は議論を待たない」とコメントされたということ。  確かに出演者の1人が覚せい剤取締法違反で逮捕され上映ができなかった期間もあるなどのトラブルがあったことは大きな痛手だった。ビジネスとしても厳しい見通しであることは間違いないと思う。  しかし、そのようなトラブルに直面し、映画をつくる側の人たちやそれを支援する同連絡会やその他の人たちが、なんとか再度修正された映画を上映にこぎつけた努力には頭が下がる思いがするし、その人たちの思いは単に、ビジネスの側面では測れない、貴いものがある。彼らの思いや経験はこれからも残るし、きっと他の場面で活かされるにちがいないと思うのは私だけではないのでなないか。  さらに、「たたら侍」の映像の美しさは国境や言葉を越えるメッセージがあったと、私は思う。島根の文化、ものづくりの心など、これからもこの映画や映像を観る機会を増やすことにより、日本人はもとより、外 … 続きはこちらをクリック

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