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テーマ: 生活

「ダブルケア」ということば

 「ダブルケア」ということばを聞かれたことがあるだろうか。世間一般にはあまり馴染みのないことばではないかと思う。ただ、育児と介護のダブルケアと言われれば、「ああ、なるほど」と思われる方も多いだろう。  内閣府の委託調査(平成27年度 育児と介護のダブルケアの実態に関する調査)によると、定義はさまざまであるが、おおよそ「近年、晩婚化、晩産化等を背景に、育児期にある者(世帯)が親の介護も同時に引き受ける」ことを育児と介護のダブルケアという。  同調査の報告書によれば、国内の「ダブルケア」を行うものの人数は約25万人、世帯数は約6万~17万世帯あるだろうと推計されているということだ。  少子高齢化、晩婚化、晩産化、認知症の発症などこれからダブルケアを行うものが増える環境となることも予想される。地域の特性にあった行政の育児施策や介護・医療・保健施策だけでなく、民間事業者、団体、NPO等などとの連携が密に行われなければならないと思う。  かくいう我が家もそのような状況になりつつあるのではと心配している。  「~いつか来た道。~いつか行く道」  ・・・そして、今は師走!

卜蔵孫三郎、卜蔵新田と次代を担う子供たち

今日は長男と安来市総合文化ホールアルテピアで開催された卜蔵孫三郎氏(ぼくらまござぶろう)に関する講演会の聴講と彼の功績を記念した演劇を観賞。 卜蔵孫三郎氏は300年以上も前に今の奥出雲町の鉄師(田部家、桜井家、絲原家に並ぶ)の家に生まれ、安来市の荒島町に移住してきた人。当時荒島にあった日白池を鉄穴流し(かんなながし)の技術を使い埋め立てて新田を開発した偉人。松江藩から開発の許可を受け、地域のみなさんの協力を得ながら16年の年月をかけて開発を完遂した偉業、さらには港や道路の改修、海運業運営などにより残した功績は今でも地域のみなさんの誇りだ。 今回開発された卜蔵新田が日本遺産に認定されたのを機に劇団を結成し、今回演劇を初演、元荒島交流センター長佐々木弘氏の講演会までこぎつけられた卜蔵三代目孫三郎劇団(勝部幸治団長)のご努力には頭が下がる。 こうした活動を通じて地域のみなさんが地域に自信と誇りを持たれ、何よりも次世代を担う子供たちが健やかに成長されることを祈念したい。劇団のみなさん、共催された荒島青年協議会、荒島小学校PTA、荒島地区商工会、後援者のみなさん、ありがとうございました!

似顔絵

 先日大阪を訪問した折、時間もあったので似顔絵を描いていただいた。生まれて初めての似顔絵だ。  写真の自分を見る事はよくあるが、そのままの自分が二次元で復元されるだけ。ああこういうものかなと思うが、似顔絵は画家のフィルター、主観を通して描かれるので、このように見られているのだなと感心した。フェイスブックにこの画像を載せさせていただいたら、よく特徴をとらえているという評価もあり、大体のみなさんにはこのように私の顔を捉えて頂いているのだろうなあと思う。ただ、別の画家に描いてもらったら間違いなく同じようでありながら、別の似顔絵ができるだろう。  言葉も同じで、意図した言葉や話が、聴き手の皆さんのフィルター、主観を通して捉えられそれぞれに記憶されていく。聴き手のみなさんの生活してきた環境や経験によってその捉え方が違うので極端にいえば、同じ話でも聴き手の数だけ捉え方があると言ってもよいだろう。  ある意味で言葉を生業とする政治家にとっては厳しい現実であるが、このことを意識しながら話をするのと、しないのとでは大きな違いがあると思う。かく言う私自身、これができているかというと、さにあらず。日々精進である。  

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