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テーマ: 生活

老衰死と医療費

 今日も日本経済新聞の記事から。  日本人の主要死因は、がん(悪性新生物)、心疾患(高血圧性を除く)、脳血管疾患、肺炎、老衰と続くそうだが、老衰死の割合が高い自治体ほど医療費が低い傾向にあるそうだ。調査結果を吟味しているわけではないのが、直感的に健康寿命を延ばすことによって、穏やかに最期を迎えれるようになる環境が整えば、医療費・介護費を適正化できるようなるということは腑に落ちる。  食事・睡眠・運動・ストレス管理などの予防も健康寿命延伸、医療費・介護費適正化のための大きな手段の一つだが、保育・就学期間を終えると、なかなか体系的な施策として家庭まで浸透していない、効果がでていないと思うのは私だけか。さまざまな健康維持・増進方法は巷間あふれるほどあるが、忙しい生活の中で、何をしてよいのやら、というのが一般的なご家庭の状況ではないか。  スポーツ振興、スポーツを家庭に身近にしていくこと、健康知識啓発・普及活動など行政としてもさらに取り組んでいく必要があると思う。なによりも、健康を維持・増進することによって幸せに暮らせると思うから。  今日も前進!  

「ダブルケア」ということば

 「ダブルケア」ということばを聞かれたことがあるだろうか。世間一般にはあまり馴染みのないことばではないかと思う。ただ、育児と介護のダブルケアと言われれば、「ああ、なるほど」と思われる方も多いだろう。  内閣府の委託調査(平成27年度 育児と介護のダブルケアの実態に関する調査)によると、定義はさまざまであるが、おおよそ「近年、晩婚化、晩産化等を背景に、育児期にある者(世帯)が親の介護も同時に引き受ける」ことを育児と介護のダブルケアという。  同調査の報告書によれば、国内の「ダブルケア」を行うものの人数は約25万人、世帯数は約6万~17万世帯あるだろうと推計されているということだ。  少子高齢化、晩婚化、晩産化、認知症の発症などこれからダブルケアを行うものが増える環境となることも予想される。地域の特性にあった行政の育児施策や介護・医療・保健施策だけでなく、民間事業者、団体、NPO等などとの連携が密に行われなければならないと思う。  かくいう我が家もそのような状況になりつつあるのではと心配している。  「~いつか来た道。~いつか行く道」  ・・・そして、今は師走!

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