かもと祐一オフィシャルサイト ホーム

このページの位置: Home > 活動日記-blog- > 2017年

2017年の活動日記-blog-

卜蔵孫三郎、卜蔵新田と次代を担う子供たち

今日は長男と安来市総合文化ホールアルテピアで開催された卜蔵孫三郎氏(ぼくらまござぶろう)に関する講演会の聴講と彼の功績を記念した演劇を観賞。 卜蔵孫三郎氏は300年以上も前に今の奥出雲町の鉄師(田部家、桜井家、絲原家に並ぶ)の家に生まれ、安来市の荒島町に移住してきた人。当時荒島にあった日白池を鉄穴流し(かんなながし)の技術を使い埋め立てて新田を開発した偉人。松江藩から開発の許可を受け、地域のみなさんの協力を得ながら16年の年月をかけて開発を完遂した偉業、さらには港や道路の改修、海運業運営などにより残した功績は今でも地域のみなさんの誇りだ。 今回開発された卜蔵新田が日本遺産に認定されたのを機に劇団を結成し、今回演劇を初演、元荒島交流センター長佐々木弘氏の講演会までこぎつけられた卜蔵三代目孫三郎劇団(勝部幸治団長)のご努力には頭が下がる。 こうした活動を通じて地域のみなさんが地域に自信と誇りを持たれ、何よりも次世代を担う子供たちが健やかに成長されることを祈念したい。劇団のみなさん、共催された荒島青年協議会、荒島小学校PTA、荒島地区商工会、後援者のみなさん、ありがとうございました!

映画「たたら侍」が残してくれたもの

 今朝の山陰中央新報を読んでいたら、「『たたら侍』動員20万人 島根県など財政支援 目標8分の1」という記事が載っていた。  今年5月から全国で上映した映画「たたら侍」が半年間で目標の8分の1の約20万人の見通しとなったということだ。県や7市町でつくる「支援自治体連絡会」が制作費の約10分の1にあたる約1億円を助成し、PRの展開に2,000万円を支援したという。  同連絡会の事務局長は「当初見込みと比べれば『失敗』は議論を待たない」とコメントされたということ。  確かに出演者の1人が覚せい剤取締法違反で逮捕され上映ができなかった期間もあるなどのトラブルがあったことは大きな痛手だった。ビジネスとしても厳しい見通しであることは間違いないと思う。  しかし、そのようなトラブルに直面し、映画をつくる側の人たちやそれを支援する同連絡会やその他の人たちが、なんとか再度修正された映画を上映にこぎつけた努力には頭が下がる思いがするし、その人たちの思いは単に、ビジネスの側面では測れない、貴いものがある。彼らの思いや経験はこれからも残るし、きっと他の場面で活かされるにちがいないと思うのは私だけではないのでなないか。  さらに、「たたら侍」の映像の美しさは国境や言葉を越えるメッセージがあったと、私は思う。島根の文化、ものづくりの心など、これからもこの映画や映像を観る機会を増やすことにより、日本人はもとより、外 … 続きはこちらをクリック

似顔絵

 先日大阪を訪問した折、時間もあったので似顔絵を描いていただいた。生まれて初めての似顔絵だ。  写真の自分を見る事はよくあるが、そのままの自分が二次元で復元されるだけ。ああこういうものかなと思うが、似顔絵は画家のフィルター、主観を通して描かれるので、このように見られているのだなと感心した。フェイスブックにこの画像を載せさせていただいたら、よく特徴をとらえているという評価もあり、大体のみなさんにはこのように私の顔を捉えて頂いているのだろうなあと思う。ただ、別の画家に描いてもらったら間違いなく同じようでありながら、別の似顔絵ができるだろう。  言葉も同じで、意図した言葉や話が、聴き手の皆さんのフィルター、主観を通して捉えられそれぞれに記憶されていく。聴き手のみなさんの生活してきた環境や経験によってその捉え方が違うので極端にいえば、同じ話でも聴き手の数だけ捉え方があると言ってもよいだろう。  ある意味で言葉を生業とする政治家にとっては厳しい現実であるが、このことを意識しながら話をするのと、しないのとでは大きな違いがあると思う。かく言う私自身、これができているかというと、さにあらず。日々精進である。  

島根県議会の今

 今回の11月定例会では溝口知事がご自身の健康問題について触れられて大きな報道がなされている。報道では大事に及んでいないということなので、ひと安心。十分にご自愛いただきたい。  県や県議会は何をしているのだろうということについて疑問や関心を持っておられる方も多いと思う。  県議会の様子については、以前は私の質問を中心に私の旧HP、「明風」で紹介してきたが、今はそういう立場にはないので、島根県議会のHP(以下のとおり)をご参照いただければと思う。  島根県議会HP:http://www.pref.shimane.lg.jp/gikai/  島根県議会では予算案や条例案などを審議する前に、「議案説明」や「所信表明」などと題して知事が県政全般にわたって、実績、当面注目すべき課題と抱負、大まかな議案などについての説明をする。短い時間で県政において今何がおこっているのかということを知る上で参考になる。  時間をいただければ、県議会のHPから引用させていただいたので、ご覧いただければと思う。 (今回の知事の議案説明) 定例議会開会にあたり、諸議案の説明に先立ちまして、最近の県行政の主な動きについてご説明し、併せて、私の所信の一端を申し述べたいと思います。 (1.最近の政治・経済情勢)  (1)まず、国政につきましては、先月、総選挙が行われ、今月1日には、第4次安倍内閣が発足したところであります。   … 続きはこちらをクリック

1 2 3 4 5 6

このページの先頭へ