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2018年12月の活動日記-blog-

天皇誕生日

今日は天皇誕生日。 今日天皇陛下は85歳をむかえられ、天皇陛下として迎えられる最後の誕生日。 特に今年は格別。長年の経験に基づいた深く、重く、幅広いお言葉を私なりに受け止め、心に刻んでいかねばと思った。以下は天皇誕生日を迎えられるにあたっての記者会見全文。 「この1年を振り返る時、例年にも増して多かった災害のことは忘れられません。集中豪雨、地震、そして台風などによって多くの人の命が落とされ、また、それまでの生活の基盤を失いました。新聞やテレビを通して災害の様子を知り、また、後日、いくつかの被災地を訪れて災害の状況を実際に見ましたが、自然の力は想像を絶するものでした。命を失った人々に追悼の意を表するとともに、被害を受けた人々が一日も早く元の生活を取り戻せるよう願っています。 ちなみに私が初めて被災地を訪問したのは昭和34年、昭和天皇の名代として伊勢湾台風の被害を受けた地域を訪れた時のことでした。 今年も暮れようとしており、来年春の私の譲位の日も近付いてきています。 私は即位以来、日本国憲法のもとで象徴と位置付けられた天皇の望ましい在り方を求めながらその務めを行い、今日までを過ごしてきました。譲位の日を迎えるまで、引き続きその在り方を求めながら日々の務めを行っていきたいと思います。 第2次世界大戦後の国際社会は東西の冷戦構造のもとにありましたが、平成元年の秋にベルリンの壁が崩れ、冷戦は終焉を … 続きはこちらをクリック

ノブレス・オブリージュ

ノブレス・オブリージュ(フランス語:noblesse oblige)という言葉がある。日本では馴染みのない言葉であるが、欧米、特に貴族社会を育んできたヨーロッパではよく知られている言葉だそうだ。 高貴は強制するというような直訳になるそうだが、特権階級には義務が伴うという意味となるということ。 法律的な義務ではないが、今ではリーダーや社会的に責任のある人たちにはそれなりの社会に貢献することが求められるという意味合いで解釈されているということ。 一方で武士道を育んできた日本では、現在では国民一人一人に至るまで恥ずかしいことをしてはいけないとか、公の場ではそれぞれが社会の秩序を守り社会に貢献するという気風が醸成されてきたのではないか。一例として、震災後日本人が整然と水の支給の列に並ぶことが海外の人たちに尊敬の眼差しで称賛されたことは記憶に新しい。日本国民一人一人に至るまでノブレス・オブリージュ的な精神が身についていることが日本人の素晴らしい点の一つだと私は考えてきた。 しかしながら、昨今の日本における社会状況を俯瞰するにそれとは反対の事件や事例も珍しくはない。一々指摘はしないが、自戒もこめてノブレス・オブリージュという言葉をかみしめたい。 今日も前進!

地方と都市

自民、公明両党が昨日午後、2019年度の税制改正大綱を正式に決定したということ。これにより、企業が都道府県に納める法人事業税については、地域間の財政力を是正するということで、東京都の減収額が4200億円になる見込みで、東京都から反対の声がでている。減収額の規模は全く違うが愛知も大阪も同じく減収が見込まれるそうだ。 減収となる東京などの立場からすれば反対が出る気持ちはわからないでもない。東京や大阪、愛知などは全世界を相手に都市間競争を繰り広げている。頼りにしていた税収が減るのは痛いだろう。 しかし、企業活動は事業所のある地方、全国、世界と広範に及んでいる場合が多く、その広範な活動から利潤を得ている。また東京などの都会の企業で働く多くの人材を送り出しているのは地方である。出生率も高いのは地方だ。などなど。 そもそも国家全体としてみたとき、魅力的な生活環境の整備、安定的な成長、災害などの危機管理などの点から総合的に見て地方分散型の国家を指向していくことが望ましい姿ではないだろうか。 これからの国家像を念頭にして地方と都市が共存共栄していくことが重要だ。 時間の制約でこれで終わりです。 安来市内を回る日々が続いています。更新ができていないのが申し訳ありません。さあ、今日も前進!

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