2019/01/25 09:45:21 テーマ:政治・経済
アメリカの雑誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」が24日、現在の核戦争の脅威、気候変動などの世界情勢を評価し、地球最後の日までの時間を時計という物差しを使ってに示す「終末時計」の時刻を、昨年と同じ、残り2分と発表したそうだ。
前年の発表では、北朝鮮が核開発を加速させアメリカと北朝鮮の偶発的な核戦争の危険性が高まったとして、残り「2分」と判定したということ。1953年に米ソ冷戦中で水爆開発競争が行われていた当時と並び2019年も過去最も地球の最後の日に近いそうだ。アメリカ政府のイラン核合意からの離脱や米ロの中距離核戦力(INF)廃棄条約の破棄方針の表明なども影響を与えているということ。さらに、サイバー攻撃などの情報操作や偽ニュースの流布などにより、人類が地球を滅ぼす危機がこれまでになく高まっていることだ。
一方で、1990年代の核戦争の可能性を大幅に低くした米ロの首脳の努力による東西冷戦終結や世界の二酸化炭素排出量が2012年までに急激に増加したのに対し、2013年から2016年まで増加が休止したことなど、人類の努力も評価している。
現実は厳しいが、私も人類の英知と努力を信じる。
さあ、今日も前進!