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2017年11月の活動日記-blog-

映画「たたら侍」が残してくれたもの

 今朝の山陰中央新報を読んでいたら、「『たたら侍』動員20万人 島根県など財政支援 目標8分の1」という記事が載っていた。  今年5月から全国で上映した映画「たたら侍」が半年間で目標の8分の1の約20万人の見通しとなったということだ。県や7市町でつくる「支援自治体連絡会」が制作費の約10分の1にあたる約1億円を助成し、PRの展開に2,000万円を支援したという。  同連絡会の事務局長は「当初見込みと比べれば『失敗』は議論を待たない」とコメントされたということ。  確かに出演者の1人が覚せい剤取締法違反で逮捕され上映ができなかった期間もあるなどのトラブルがあったことは大きな痛手だった。ビジネスとしても厳しい見通しであることは間違いないと思う。  しかし、そのようなトラブルに直面し、映画をつくる側の人たちやそれを支援する同連絡会やその他の人たちが、なんとか再度修正された映画を上映にこぎつけた努力には頭が下がる思いがするし、その人たちの思いは単に、ビジネスの側面では測れない、貴いものがある。彼らの思いや経験はこれからも残るし、きっと他の場面で活かされるにちがいないと思うのは私だけではないのでなないか。  さらに、「たたら侍」の映像の美しさは国境や言葉を越えるメッセージがあったと、私は思う。島根の文化、ものづくりの心など、これからもこの映画や映像を観る機会を増やすことにより、日本人はもとより、外 … 続きはこちらをクリック

似顔絵

 先日大阪を訪問した折、時間もあったので似顔絵を描いていただいた。生まれて初めての似顔絵だ。  写真の自分を見る事はよくあるが、そのままの自分が二次元で復元されるだけ。ああこういうものかなと思うが、似顔絵は画家のフィルター、主観を通して描かれるので、このように見られているのだなと感心した。フェイスブックにこの画像を載せさせていただいたら、よく特徴をとらえているという評価もあり、大体のみなさんにはこのように私の顔を捉えて頂いているのだろうなあと思う。ただ、別の画家に描いてもらったら間違いなく同じようでありながら、別の似顔絵ができるだろう。  言葉も同じで、意図した言葉や話が、聴き手の皆さんのフィルター、主観を通して捉えられそれぞれに記憶されていく。聴き手のみなさんの生活してきた環境や経験によってその捉え方が違うので極端にいえば、同じ話でも聴き手の数だけ捉え方があると言ってもよいだろう。  ある意味で言葉を生業とする政治家にとっては厳しい現実であるが、このことを意識しながら話をするのと、しないのとでは大きな違いがあると思う。かく言う私自身、これができているかというと、さにあらず。日々精進である。  

島根県議会の今

 今回の11月定例会では溝口知事がご自身の健康問題について触れられて大きな報道がなされている。報道では大事に及んでいないということなので、ひと安心。十分にご自愛いただきたい。  県や県議会は何をしているのだろうということについて疑問や関心を持っておられる方も多いと思う。  県議会の様子については、以前は私の質問を中心に私の旧HP、「明風」で紹介してきたが、今はそういう立場にはないので、島根県議会のHP(以下のとおり)をご参照いただければと思う。  島根県議会HP:http://www.pref.shimane.lg.jp/gikai/  島根県議会では予算案や条例案などを審議する前に、「議案説明」や「所信表明」などと題して知事が県政全般にわたって、実績、当面注目すべき課題と抱負、大まかな議案などについての説明をする。短い時間で県政において今何がおこっているのかということを知る上で参考になる。  時間をいただければ、県議会のHPから引用させていただいたので、ご覧いただければと思う。 (今回の知事の議案説明) 定例議会開会にあたり、諸議案の説明に先立ちまして、最近の県行政の主な動きについてご説明し、併せて、私の所信の一端を申し述べたいと思います。 (1.最近の政治・経済情勢)  (1)まず、国政につきましては、先月、総選挙が行われ、今月1日には、第4次安倍内閣が発足したところであります。   … 続きはこちらをクリック

平成29年度秋季大会日本農作業学会に参加

  報告が遅くなったが、鹿児島市で開催された平成29年度秋季大会日本農作業学会に11月9日、10日に参加。  農業は国の基、私にとっては今後とも勉強を重ねていかねばならない分野。父方の親戚が農業をなりわいにしているものの、私はサラリーマン出身で、肌感覚で農業を知らない。だからこそ、関心が高い。 以下の点について今後勉強を進めていかねばと思った。勉強の機会を与えてくださった。日本農作業学会の皆様に感謝!ありがとうございます。 1.農作業の負荷軽減、原価低減にかかわる農業従事者、民間企業の連携と行政のかかわり方 2.農業は土づくりから。地域の特色を出していく、消費者に理解してもらうためには土づくりは重要な要素。 3.地域の特色を活かした農産物、加工品の開発と温暖化に対応した農産物の開発 4.大消費地への距離の克服~農産品の加工法、マーケティング手法 以下がスケジュール。視察の2.植物油生産工場 みな館工房(南九州市)は残念ながら、交通の事情で訪問できなかった。 〇11月9日(木)~座学、質疑応答 1.南九州における農業機械化の現状   大村 幸司 氏(鹿児島県農業開発総合センター) 2.少量農薬散布装置による茶栽培の農薬散布労力軽減   津田 勝男 氏(鹿児島大学農学部) 3.長命草から始まる健康の輪   野間口 春樹 氏(南さつま長命草利活用協議会事務局) 4.農で磨かれる脳業×ICT   … 続きはこちらをクリック

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