2019/03/15 10:32:32 テーマ:政治・経済
診療データを病院間で共有する全国約210の地域ネットワークの登録患者数は国内人口の1%だということがわかったそうだ。
医療を提供する側としては、医療ミスや過剰治療の発覚を恐れたり、患者に説明をする手間をかけたがらない、あるいは情報漏洩を恐れる傾向があるということだ。
また、医療を受ける側も漠然とプライベートな自らの健康情報が部外者に見られるのではという懸念もあるかもしれない。
効果的な医療処置、医療の効率化や低コスト化、過剰診療や不要な投薬の防止など大きなメリットが見込まれるだけに、診療データのネットワーク化は医療を提供する側と受ける側のコンセンサスづくりと情報セキュリティの徹底が必要であるように思われる。