災害復旧、復興に向けて
西日本豪雨の復旧、復興が進んでいないという新聞記事をみた。原因の一つに役所の人員不足があるという。特に人口の少ない自治体の役所にその傾向があるようだ。自治体では行財政改革の一環で人員削減に力を入れてきた経緯がある。比較的小さな自治体では特にもともと職員数が少ないことから柔軟な対応ができないのだろう。 これからかなりの確率で起こりうる大地震や豪雨災害などの天災への対応のために、被災していない自治体からの支援が受けやすいように日頃から自治体間の連携をさらに密にしたり、国からの自治体連携に向けての支援、国そのものが直接支援できる体制を本格的に検討していく必要があるように思われる。