2017/04/26 10:12:32 テーマ:政治・経済
精密鋳造品製造の日立メタルプレシジョンが安来事業所の生産設備を増強すると24日に発表。2020年度までに生産能力を現在の1.5倍にするということ。30億円の投資で工場建屋の増設、材料の溶解炉や鋳造型製造ラインを拡充するということだ。自動車の燃費向上につながるエンジン用タービンホイールの生産能力向上につながるという。
また、出雲市の出雲村田製作所は同じ敷地内で今後3年間で188億円を投資し、物流棟の新設や既存設備を増強するということ。スマホや自動車などに使う電子部品のセラミックコンデンサーの需要に対応するものだという。設備増強で300人の雇用増を計画するそうだ。
鳥取県の日吉津村の産業用機器製造のビッグツールは、鳥取大学医学部など医療・研究機関との共同開発で、整形外科医療用の高性能ドリルの本格生産を始めるということだ。切削時の摩擦抵抗を低減し、骨に負担をかけず、周囲の血管や神経を傷つけるリスクを低減する効果があるそうだ。量産化にあわせ、約3億2千万円の投資と10人程度の雇用を予定しているということ。
(以上山陰中央新報、日本経済新聞より要約、抜粋)
ここ3日の新聞記事を見ただけでも、山陰の企業のみなさんも頑張っておられるなと思う。企業が元気になれば、固定資産税などの税収も見込まれ、なによりも新たな雇用が生まれる可能性がある。年度のはじまりにあたり、本当にうれしいニュースだ。